お金を貯めることは大切です。
私自身、積立投資を続けていますし、将来のために資産を作ることの大切さは、これまでの記事でも何度も書いてきました。
でも最近、もう一つ大切にしていることがあります。
それは、
「今しかできないことにも、ちゃんとお金を使う」
ということです。
特にそう感じるのが、子どもたちとの旅行です。
我が家では現在、いくつかの目的に分けて毎月積立をしています。
その一つが、家族旅行のための積立です。
今回は、なぜ旅行のためにわざわざ毎月お金を積み立てているのか。
そして、資産形成をしながら「今」にもお金を使うことについて、私なりの考えを書いてみます。
旅行代を「突然なくなるお金」にしたくなかった
旅行積立を始めたきっかけは、SNSやYouTubeなどで目的別にお金を貯める方法を知ったことでした。
以前の我が家は、旅行へ行くとなったら、その時に必要なお金をまとめて出すという普通の方法でした。
もちろん、それでも旅行には行けます。
ただ、旅行から帰ってきた後に、
「今回、結構使ったな……」
という感覚が残るんです。
旅行自体は楽しかったのに、20万円、30万円というお金が一気になくなる。
ボーナスや貯金から大きなお金を出すと、どうしても**「お金を失った感覚」**が強くなります。
せっかく家族で楽しむために使ったお金なのに、それでは少しもったいない。
だったら、
使うことが分かっているお金は、先に準備しておけばいい。
そう考えるようになりました。
我が家は毎月1万円を旅行用に積み立てる
やっていることは、とても単純です。
夫婦それぞれ5,000円ずつ。
合計1万円を、毎月給料日に旅行用として積み立てています。
年間なら12万円。
2年間なら24万円です。
例えば以前、家族で沖縄へ2泊3日の旅行をした時には、20〜30万円ほどかかりました。
決して小さな金額ではありません。
でも、そのために積み立ててきたお金なら、
「このために貯めていたんだから、使おう」
と思えます。
同じ20万円でも、
貯金から突然20万円がなくなるのと、
旅行のために貯めた20万円を使うのでは、
私にとっては気持ちが全然違います。
目的別積立の一番のメリットは、金額以上に、
使う時の罪悪感を減らせること
なのかもしれません。
来年も沖縄には行ける。でも「今年の子ども」とは今年しか行けない
子どもが生まれてから、時間に対する感覚も変わりました。
昔の写真を見返すと、
「1年前って、こんなに小さかったんだ。」
と思うことがあります。
特に小さい頃の1年間は、本当に大きい。
身長も伸びる。
話せる言葉も増える。
興味を持つものも変わる。
できることも増えていきます。
だから、同じ場所へ旅行したとしても、今年と来年ではきっと全く違う反応をすると思います。
来年も沖縄へ行くことはできます。
でも、
今年の子どもたちと沖縄へ行くことは、今年しかできません。
これって、お金では後から買い戻せないものだと思うんです。
子どもと一緒に出かけられる回数にも、きっと限りがある
子どもが大きくなった家庭の話を聞くと、
「大きくなるとなかなか一緒に出かけなくなるよ。」
という話をよく聞きます。
SNSでも、
「子どもと一緒に過ごせる夏休みは、あと何回?」
といった投稿を目にすることがあります。
もちろん、子どもが大きくなっても家族旅行へ行く家庭はあると思います。
でも、
手をつないで歩くこと。
一緒に遊んでくれること。
旅行を楽しみにしてくれること。
そんな時間が永遠に続くわけではありません。
そう考えると、
「いつか行こう」ではなく、「行ける時に行こう」
と思うようになりました。
NISAに入れれば、将来もっと増えるかもしれない
ここで、お金の話に戻ります。
旅行に20万円使うなら、その20万円をNISAで投資するという選択肢もあります。
長期で運用すれば、将来もっと大きなお金になっているかもしれません。
資産形成だけを考えれば、そちらの方が合理的な場面もあるでしょう。
最近では、投資を優先しすぎて今使えるお金が少なくなる状態を「NISA貧乏」と表現することもあります。
私は、投資を優先する生き方自体が悪いとは思いません。
何にお金を使うかは、人それぞれです。
私自身も積立投資はこれからも続けます。
ただ、
将来のために今を削りすぎることはしたくない。
そう思っています。
お金は「貯めること」自体が目的ではない
資産が増えていくのを見るのは楽しいです。
私も投資が好きなので、資産が増えるのはもちろん嬉しい。
でも、何のためにお金を増やしているのか。
そこを忘れたくありません。
私にとって、お金を増やす目的の一つは、
人生の選択肢を増やすことです。
だったら、
「家族で旅行したい」
という選択肢を選ぶことも、同じくらい大切なはずです。
将来のために投資する。
同時に、今しかできない経験にも使う。
どちらか一方にする必要はありません。
仕事を頑張るためにも「楽しみ」は必要だと思う
毎日が楽しくて仕方がない。
そんな状態で働ける人ばかりではないと思います。
私自身、
「今日は仕事行きたくないな。」
と思う日くらい普通にあります。
でも、
「次の旅行どこ行こうかな。」
「あと○か月で旅行だ。」
そんな楽しみが一つあるだけでも、日々の感じ方は少し変わります。
仕事をして、
お金を貯めて、
投資して、
また仕事をする。
それだけでは、私は少し寂しい。
たまには、
「このために頑張ってきたんだから使おう。」
と気持ちよく使う。
そういうご褒美があることも、人生の充実感につながると思っています。
節約しすぎないことも、我が家のお金のルール
もちろん、何でも好きなだけ使うわけではありません。
家計を把握する。
無駄な支出は減らす。
積立投資もする。
目的別の積立もする。
そのうえで、
使う時には使う。
これが今の我が家には合っています。
以前、家計簿についての記事でも書きましたが、節約すること自体が目的ではありません。
必要のないものには使わない。
でも、
自分や家族にとって大切なものには使う。
そのために普段のお金を整える。
私はそんな考え方で家計を管理しています。
まとめ|今も未来も諦めないために、お金を準備する
お金を貯めることも、
投資することも、
もちろん大切です。
でも、それ自体が人生の目的ではありません。
子どもと手をつないで歩ける時間。
家族みんなで旅行へ行ける時間。
「また行こうね。」
と言ってくれる時間。
そういう時間には、きっと期限があります。
だから私は、
未来のためにお金を貯めながら、
今しかできないことにも、ちゃんとお金を使いたい。
貯めるために今を我慢するのではなく、
今も未来も諦めないために、お金を準備する。
それが、今の私のお金との付き合い方です。


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